ドル円は一時113円台前半まで上昇

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ドル円は一時113円台前半まで上昇
東京時間のドル円は112.98レベルでオープン。朝方には昨日の上抜けられなかった113円を瞬間的に抜けて113.03をつけたが、その後はドル売り優勢の展開。アジア株は堅調も、FOMCを控えて様子見ムードとなる中でドル円の上値は重く、112.83まで下落して同レベルで海外市場へ渡った。ロンドン市場のドル円は、112.83レベルでオープン。FOMCを控えた様子見基調の中、方向感なく推移。値幅は25銭程度と極めて限定的となり、112.99レベルでNYに渡った。ユーロドルは、1.1766レベルでオープン。1.1775まで堅調に推移したものの、Hard Brexitを示唆するヘッドラインでユーロとポンドが売られる展開に。ユーロドルは1.1735まで低下し、1.1737レベルでNYに渡った。ドル円は112.99レベルでNYオープン。朝方は様子眺めが続く中、株式市場が上昇する展開を受けた円売りに113.06まで戻す。その後はFOMC結果発表を目前に控え、113円手前での推移が続く。結果は、予想通り25bpの利上げが発表され、大半が年内あと一回、来年は3回の利上げを支持。政策について「緩和的」との文言が声明文から削除され、特段サプライズではなかったが、Fedは急いで利上げしないとの見方から米金利が低下し、ドル売りが強まると、ドル円は発表直後112.78まで下落。パウエル議長の記者会見では、「引き続き金融情勢は緩和的」で、「文言の削除はシグナルを変える訳ではない」と話したことから、ドルが買い戻される展開に、ドル円は今年7/19に付けた高値113.18に迫る113.14まで上昇する。その後は、長期的に貿易政策に対して懸念しているとの見方を示したことなどから株式市場がマイナス圏へ下落する展開に円買いが優勢となり、112.64まで反落する。終盤に掛けては、狭いレンジでの推移が続き、112.73レベルでクローズした。一方、ハードブレグジットに対する警戒感からポンド、ユーロはやや軟調な動きとなり、ユーロドルは1.1737レベルでNYオープン。朝方は1.1726まで 下落するものの、ユーロ円の上昇に下値をサポートされ1.1758まで戻す。午後は、FOMC結果を受けドル売りが強まり1.1798まで上昇するが、パウエル議長の記者会見が始めるとドル買戻しが強まり1.1731まで反落する。終盤に掛けては調整中心の動きが続き、1.1741レベルでクローズした。ドル円は昨晩確認された米国の金融引き締め継続を受けて引き続き底堅い推移を見せそうだが、一方で一時的にドル安・円高に振れる場面が増えるかもしれない。昨晩のFOMCでは市場予想通り政策金利の引き上げが実施され、リーマンショック以降初めて米国の政策金利が2%台に引き上げられた。背景には好調な経済成長率や物価上昇率の目標達成などの堅調な米経済の状況がある。一方で、今後の金融政策の見通しとしては、今年内あと1回、2019年3回、2020年1回、2021年ゼロ回という利上げ予想が示され、金融引き締めが今後も継続することが確認できたものの、2021年には数人のメンバーが利下げを見込んでいることなども判明し、利上げの終わりも意識されることになった。これを受けた米金利の低下からドル円相場は113円台から112円台後半へ反落したが、その後のパウエルFRB議長会見において「金融政策は緩和的」の文言が削除されたことについて政策変更を意図したものでないことが確認されたことで一時的に113円台まで反発するなど、相場が振らされる場面が見られた。また、クローズにかけては米株市場の下落を受けたドル売り・円買いの進行により再び112円台後半までレベルを切り下げおり、利上げの継続による株価への影響も相場を下押しした。今後は米金融政策変更を見据えた米金利の低下や利上げ継続による株価の下落といったドル売りにドル円もドル安・円高に触れる場面が度々見られることになるのではないか。

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